女ひとり
詞 永六輔 曲 いずみたく
京都大原三千院 恋に疲れた女がひとり 結城(ゆうき)の塩瀬(しおせ)の素描(すがき)の帯が 池の水面にゆれていた 京都大原三千院 恋に疲れた女がひとり 京都栂ノ尾高山(とがのおこうざん)寺 恋に疲れた女がひとり 大島紬につづれの帯が 影を落とした石畳 京都栂ノ尾高山(とがのおこうざん)寺 恋に疲れた女がひとり 京都嵐山大覚(らんざんだいかく)寺 恋に疲れた女がひとり 塩沢がすりに名古屋帯 耳をすませば滝の音 京都嵐山大覚(らんざんだいかく)寺 恋に疲れた女がひとり
